売上アップに効果的な動画は?
eBayの出品には、画像と動画を埋め込むことができます。
- 自分の商品ページをもっと良くしたい!
- 成約率を上げて売上アップしたい!
と考えているなら、商品ページに動画を埋め込んでみましょう。
商品の状態や使用感は画像だけではバイヤーに伝わりづらく、販売チャンスを逃がしているかもしれません。
この記事では動画を埋め込む方法や効果的な活用術を紹介します。あわせて注意点も説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
eBay出品でYouTubeを埋め込む方法
次に埋め込む手順とアップロードできる動画の条件を説明します。
出品に動画を埋め込む手順
出品に動画を埋め込むには「New listing tool」を使います。
「New listing tool」とは、出品画面に新しく登場した出品ツールです。
具体的には、次の6つの手順をおこなってください。
①Seller hub(セラーハブ)の画面を開きます。
②Listings(出品)をクリックします。
③Create listing(出品作成)をクリックします。
※ここで出品画面がクラシックタイプの場合は、右上に「Try the new listing tool」と表示されるので、そこをクリックします。
④PHOTO&VIDEOの「Add video」をクリックして動画を選択します。
⑤動画の下にUnder review(審査中)と表示されたらアップロード完了です。
⑥他の項目も入力して「List it」をクリックします。
以上で出品に動画をアップロードできました。本当に簡単なので、画像だけではなく動画も効果的に使いましょう。
動画の4つの条件
出品には、次の4つの条件をクリアした動画を埋め込みましょう。
- 最大動画サイズは150MB(解像度720pで約2分強)
- 再生時間に制限はないが1分未満が推奨
- 最大解像度は1080pだがeBay対応出力解像度は240p、360p、480p、720p(4つのうちから選ぶほうが良い)
- ファイル形式はMP4のMPEG-4 Part10またはAdvanced Video Coding(MPEG-4 AVC)
上記はeBayが決めたフォーマットなので、当てはまらない動画は商品ページに表示されない可能性があります。
動画を作成するときには、十分注意しましょう。
eBay出品のYouTube埋め込みメリット
商品の細かい状態をバイヤーに伝えられることです。
出品に動画を埋め込むメリットは、画像では伝えきれない細かい傷などを動画で説明することで、バイヤー側も納得のうえで取引できます。
出品に動画があることで販売チャンスが増えたり、ネガティブフィードバックの予防にも繋がるのです。
eBay出品のYouTube埋め込みデメリット
動画を作るには手元に在庫がないとできません。
有在庫であることが、デメリットになることもあります。
この資金や事業スタイルの関係で無在庫でeBayをされている方は、動画活用のメリットを受けられません。
動画を前向きに考えるなら、在庫を持つことも検討されてはいかがでしょうか。
eBay出品でYouTube埋め込み活用術6選
eBayの出品に埋め込む動画は、その商品の状態や魅力をバイヤーに伝える内容が望ましいです。
次に6つの動画活用術を紹介します。参考にしながら、バイヤーの購買意欲をかき立てるような動画を作成してみましょう。
①eBay商品の紹介や使い方の説明
実際の商品の紹介や使い方を実演しながら、説明します。画像で見るよりもよりリアルに使用感などを伝えることができます。
YouTube広告や通販番組のようなイメージです。
②eBay商品の制作風景や生産者の思いを紹介
ハンドメイド商品を取り扱うなら、その制作風景を見せることも商品のアピールになります。
またその商品に込められた生産者の思いを動画で伝えることもできます。
③部品などの取り付け方や設定方法の説明
バイヤーが組み立てたり設定が必要な商品は、購入後「思っていたより大変」とクレームを受けることがあります。
そこで商品ページに設定方法の動画をあげておきましょう。
バイヤーは事前に購入後のイメージがしやすく、購入の決め手になりトラブルを回避することができます。
④eBay商品を使ったDIY動画
キッチンの家電製品を出品するなら、それを使って料理する動画を作ることでバイヤーに使用感を伝えられます。
また具体的に使い方を見せることで、購買意欲を高めることができます。
⑤eBay商品の開封動画
YouTubeでよく目にする開封動画も効果的です。
開封して使用するまでの一連の流れが見られるので、バイヤーは購入後をイメージしやすくなり、思わず買いたくなります。
⑥eBay商品のキズ具合や動作状態を明確にする動画
中古品を取り扱う場合は、キズ具合や動作確認など商品の細かな状態を伝える動画は重宝されます。
説明が不十分だとバイヤーから「こんなはずじゃなかった」とネガティブフィードバックをつけられかねません。
商品の状態は動画でも詳細に説明しましょう。
eBay出品のYouTube埋め込み3つの注意点
eBay出品の動画はメリットが大きいですが、おさえておきたい注意点があります。
次の3つの注意点を理解しておきましょう。
1.動画のモデレート(審査)に48時間(最大7日間)かかる
動画を出品画面にアップロードしても、すぐには商品ページに表示されません。eBayにふさわしい動画であるか、運営のモデレート(審査)があります。
このモデレートは48時間から最大7日間かかるとされています。季節商品など時期がある商品は、特に注意しなければいけません。
売れる時期を逃がさないようにモデレート期間を考えて早めに出品作業をしましょう。
2.ひとつのeBay出品に動画は1つだけ
ひとつの出品に埋め込むことができる動画は1つだけです。また再生時間の目安は1分未満と短いです。
少ない時間で情報を伝えるために、内容を要約したわかりやすい動画を心がけましょう。
3.動画を見られるのはパソコンのみ
出品に埋め込んだ動画を見られるのは、パソコンだけです。
バイヤーにパソコンで見ることを想定して、画質の粗いものなど見づらい動画は避けましょう。
しかしモバイルサイトの利用も増えているので、今後モバイルにも対応する可能性もあります。
eBayの最新情報をよく確認しておいてください。
こんなYouTubeはNG!eBay出品のモデレートで拒否される動画7つ
eBayではモデレートで拒否される動画を公表しています。
次のような動画は出品ページに掲載できません。
- サイズ上限を超えている
- 画質が悪い
- 違法なコンテンツ
- 不快なコンテンツ
- 性的なコンテンツ
- 権利を侵害するコンテンツ
- eBay外に購入者を誘導する
また悪質であるとeBayに判断されるとペナルティを受けたり、場合によって法律違反で訴えられたりすることもあります。
詳細はeBayの画像、動画、テキストに関するポリシーをご覧ください。
【まとめ】ebay出品にYouTubeを埋め込んで売上アップを図ろう!
eBay出品の動画は工夫しだいで、バイヤーに商品の魅力を効果的に伝えることができます。
しかし掲載する動画は条件や注意点などeBayの規約を守る必要があります。違反すると場合によってはペナルティを受けてしまいます。
適切な動画を出品に埋め込んで、売上アップを図りましょう。
動画作成を含む出品作業はセラーの重要な仕事なので、時間を多く使うべきです。そこで他の仕事はアウトソーシングを活用してeBayに専念しませんか?
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