そんなときにセラーから直接値下げのオファーができるSend offerは、バイヤーの購買意欲を刺激できるチャンスです。
この記事ではSend offerを設定するべき理由や特徴、Send offerのメリット、Send offerの設定タイミング、Send offerの具体的な設定方法を紹介しています。
eBayの売上をもっと伸ばしたいというセラーは、ぜひ最後までご覧ください。
eBayバイヤーの購買意欲を刺激するSend offer
Send offerとはお気に入り（ウォッチ）されている商品を対象に、セラーからバイヤーに値下げのオファーができる機能です。
商品をウォッチしているバイヤーは購入するかどうか吟味している段階であったり、とりあえずキープしている状態です。
そんなバイヤーが「今、買う理由」になり得るSend offerで、バイヤーの背中を押してあげましょう。
eBayのSend offerのメリット
コンバージョン率の向上
すでに商品に興味を持ったバイヤーに直接アピールできるため、コンバージョン率を向上させることが可能です。
時間の節約が可能
バイヤーが購入してくれるのをただ待つのではなく、セラーからオファーをすることで購入までの時間の節約につながります。
バイヤーによってはウォッチリストに入れていることを忘れていることもありますから、商品の認知度を上げるためにも有効な手段です。
ライバルとの差別化
Send offerは商品をウォッチしていない一般バイヤーや、競合に対しては表示されません。
オファーされたバイヤーにとっては特別感がある上、ライバルにマネされにくいのも特徴です。
参考：Offers to Buyers and Best Offer | Seller Center
eBayでSend offerを送るタイミング
Send offerを送るタイミングで悩んだら、以下を参考にしてみてください。
※オファーの有効期限は48時間ということを念頭に置いておきましょう。
- ホリデーシーズンの前
- 商品を安く仕入れられたとき
- 在庫処分したいとき
- ウォッチ数がたくさんついているとき
世間が浮足立つホリデーシーズンは、多くの人の気持ちも緩みがちです。
そこに前から気になっていた商品の値下げオファーが来たら、購入に結びつく可能性が高くなります。
「あと一押し」のタイミングを見計らって、Send offerを活用していきましょう。
Send offerを送るときに注意すること3つ
eBay輸出の売上をアップが見込めるSend offerですが、注意点が3つあります。
すべての商品がSend offerの対象になるとは限らない
Send offerを送りたい商品すべてが対象になるわけではありません。eBay独自の判断で値下げできるものとそうではないものがあるようです。
明確な基準が公表されているわけではありませんが、いざSend offerを設定する際に焦らないように覚えておいてください。
Send offerを送った後は取り消しができない
Send offerの有効期限は48時間で、その間の変更や取消は不可能です。
万が一値下げ金額や値下げ率を間違ってしまっても、48時間経過しないと変更ができません。
Send offerを確定する前に、必ず値下げ内容をダブルチェックするように心がけてください。
頻繁なSend offerは逆効果な場合もある
Send offerは48時間経過すれば何度でも設定可能です。
しかし頻繁にオファーを送ってしまうとバイヤーに「この商品はいつもセールしている」と思われてしまい、なかなか購入してもらえなくなってしまう可能性があります。
オファーする回数を決めておくなど、基準を作っておくといいでしょう。
eBayのSend offerの送り方
具体的なSend offerの設定方法を紹介します。
主なやり方は2通りです。
商品ごとにSend offerを送る方法
それぞれの商品によって値段も違いますので、商品ひとつずつSend offerを設定したい場合はこちらのやり方を参考にしてください。
- Seller Hub（セラーハブ）から「Llistings」→「Active」を選択する
- 「Active Listings」内にある「Quik Filter」に「Send offers – eligible」の表示があるか確認する（この表示がない場合はSend offerできる商品が無いということ）
- Send offerを設定したい商品を選択する
- 「Offer amount（割引数）」を価格（ドル）または割合（%）で決める（割引率を選択する場合は5%以上が必須）
- バイヤーへのメッセージを設定する
- オプションを設定する（※）
- Saveを選択して完了
※オプション内容
□Allow counteroffers（カウンターオファーを許可する）
Send offerで値下げのお知らせをしたあと、バイヤーがさらに値引き交渉することを許可する設定です。
□Automatically send offers（自動的にオファーを送る）
商品に興味のあるバイヤーに自動的にオファーを送る設定です。
□Send your coupon for future purchases（クーポンを送る）
商品を購入したバイヤーへ、次の買い物で使えるクーポンを配布する設定です。
まとめてSend offerを送る方法
商品ごとにSend offerを送る方法と同じ画面で、Send offerを設定したい商品の左側にチェックを付けます。
商品ごとにSend offerを設定するときと異なるのは「Offer amount（割引数）」を「Parcentage off（割引率）」しか選択できない点です。
似た価格帯の商品を同じように値引きしたいときは、こちらの方法で一気に設定しましょう。
eBayのSend offerメッセージ例文
Send offerのメッセージは以下を参考にしてください。
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【まとめ】Send offerを設定して売上アップを狙おう！
eBayのSend offerについて紹介しました。
商品を購入するか迷っているセラーの後押しになるSend offerを活用しない手はありませんね。
設定するタイミングやバイヤーへのアピールを工夫しながら、どんどん売上を伸ばしていきましょう！
効率的にSend offerを設定していくことでeBay輸出を軌道に乗せていきたいところですが、忘れがちなのが「税金」です。
eBay輸出をビジネスにしているeBayセラーにとって、忘れてはいけないのが「消費税の還付申告」です。
消費税の還付申告をする際は、eBayをよく理解した税理士に相談することをおすすめします。
タックスボイスでは、eBayに強い経験豊富な税理士を紹介しています。
税理士にも得意・不得意がありeBayビジネスでの消費税の還付申告は、eBayに特化した税理士に相談しましょう。
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