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eBayのUPCとは?調べ方&入力方法を解説!

eBayでの出品時は、その商品に関する様々な項目をeBayルールに従って入力する必要があります。

その中で出てくるのが「UPC」と呼ばれるコード。正直、「なんのこと?」と不安に感じる方はとても多いと思います。

 

そこで今回の記事では、

  • UPCコードの意味とメリット
  • UPCコードの調べ方
  • JANコード・MPNコードのと関係性

について、eBay輸出初心者さんでも理解できるように解説していきます。

 

 

これらのコードは今後eBay輸出を行っていく上で必須の知識となりますので、ぜひ本記事を最後まで読み、知識を習得していってくださいね。

 

 

eBayの「UPC」の役割と重要性

eBayにおける「UPCコード」とは、アメリカとカナダで使用されている商品の識別コードのこと。

見た目はいわゆる「バーコード」と同じデザインとなっており、

  1. UPC-A…12桁
  2. UPC-E…8桁

の2種類が存在していますが、eBayで取り扱うような商品は12桁であることがほとんどです。

 

UPC-Aの番号構成
  • 最初の1桁:商品のカテゴリ
  • 2~6番目の数字:メーカーコード(製造元企業)
  • 7~11番目の数字:アイテムコード(これはどんな商品なのか)
  • 最後の1桁:チェックデジット(誤りを検知するためのもの)

 

つまり、UPC-Aを読み取ることで「この商品はどんなもので、どこで製造されたものか」が一瞬で分かるということです。

eBayでUPCを入力することのメリット

UPCコードがどんなものなのか?を知れたところで、「eBayでUPCコードを入力するためのメリット」も併せてチェックしていきましょう。

バイヤーからの信頼を得やすくなる

UPCコードは、その商品の唯一無二の番号。

つまり、ニセモノと本物の判別をするためにバイヤーがUPCコードを確認することが多いのです。

同じ画像の商品が出品されていたとして、UPCコードの入力があり・なしの商品があれば、ほとんどのバイヤーが購入するのは「UPCコード入力あり」の商品です。

バイヤーの信頼を得ることができれば売上も上がっていく可能性が高いので、この点をしっかりと意識しておきましょう。

eBay上の検索上位表示が期待できる

UPCコードは、eBay上のSEO(検索上位表示を狙う)にも好影響を与えてくれます。

上で解説したように、同じ商品だとしてもUPCコードを入力することで「信頼」を得ることができますよね。

eBay側としてもサービスの質を維持・向上する目的がありますので、UPCコードをしっかりと入力している信頼できるセラーを検索上位に表示する傾向があります。

このようにコード入力には多少の手間がかかりますが、信頼と売上を得るためにUPCコードの入力が必要不可欠といっても良いかもしれませんね。

 

eBayのUPCコードの入力方法

UPCの調べ方の前に、まずはUPCの入力方法をお伝えしていきます。

eBay上の入力項目のところには「UPC」と表示されていますが…実はここには、「JAN」と呼ばれるコードを入力すればOKです!

JANコードとは?

UPCコード(商品識別番号)の日本バージョンのコード。8桁または13桁が一般的。

UPCの話をしていたのになぜ「JAN」と呼ばれるコードが出てくるの?と疑問に思うかもしれませんが、UPCとJANは「国によって桁数と呼び方が多少違うだけで、同じもの」と考えてOK。

UPCとJANは世界共通コードであるため、日本の商品を出品する時はJANコードを調べて入力する方法が一般的なのです。

 

  • 海外製品はUPCコードを検索、入力
  • 日本製品はJANコードを検索、入力

と考えておくと出品がスムーズに進むでしょう。

eBayのUPCコードの調べ方

 

上記のようにeBya常で重要視されているUPC・JANコードですが、「調べ方が分からない…」「難しそう」という方もいると思います。

実際、UPCコードを調べようと思うと海外サイトしかヒットしませんし、どの番号なのか見分けもつかず…かなり大変です。

しかし実は、JANコードは簡単に調べることが可能です!

 

ここでは一番簡単な「検索ツール」を利用して確認する方法をご紹介します。

①じゃん検索を使って調べる方法

じゃん検索」という無料の検索ツールを使うと、JANコードを調べることができます。

>>じゃん検索

 

利用方法はとても簡単で、表示されている検索窓にアイテム名を入力するだけ。

アイテム名を入力後に検索をかけ、自分の探しているものをクリックすると以下のような画面になります。

上の赤枠で表示している部分が「JANコード」です!

日本で販売されているアイテムであれば、コードの検索と確認はこのツールでほぼ完結します。

②商品の公式サイトから調べる方法

上記のツールでJANコードが見つからない・情報に違いがあって曖昧で怪しい…という時は、商品の販売元の公式サイトでJANコードを探すのも一つの方法です。

「製品情報」の部分に掲載されていれば、それはどのツールよりも信頼性の高い情報。

ツール利用よりも手間が増えてしまうのが難点ですが、情報の正確性を重視するのであればこの方法がベストであると言えます。

 

eBayのUPCに関するよくある質問

最後に、eBay輸出でのUPCコードに関するよくある質問とその回答をご紹介していきます。
こUPCコードは入力しなくてもOKなの?

UPCコードは、入力が必須になっているもの・任意であるものが商品のカテゴリによって違います。

入力が必須なもの

  • 家電
  • DVD&ムービー
  • 健康&美容
  • 楽器
  • おもちゃ&ホビー
  • ビデオゲーム&コンソー)

これらのカテゴリは必須とされているため、未入力で出品しようとするとエラーになります。

それ以外のカテゴリであれば入力は任意ではありますが、ここまで解説してきた通り信頼と売上のためには必須と考えるのが良いでしょう。

どうしてもコードが見つからないアイテムについては、「Does not apply」と入力して出品することも可能です。

「MPN」はUPC・JANとは違うの?

MPNとUPCは別物ですが、「どこで作られたどんな商品なのか」を知るという観点で見ると同じようなものであるとも言えます。

MPNとは?

全世界で使用されているメーカー内の製品番号。英数字・記号の組み合わせで、長さは指定されていない。メーカー独自の番号だが、「どこで作られたどんな商品なのか」は分かる。

MPNは「メーカー内での」製品番号になります。家電やブランド品に付いていることが多いですので、できる限りで入力しておきましょう。

UPCとMPNの双方を入力すれば、eBya内のSEO効果もかなり期待ができます!

eBay出品時は、UPCを入力しておくのがおすすめ!

今回の記事では、eBay輸出時の入力項目である「UPCコード」について解説をしてきました。

完全な必須項目ではないものの、入力することで信頼と売上に繋げられる可能性が高いです。

膨大な数の商品コードを入力するとなると時間がかかるため、入力を嫌がるセラーさんも多いですが…ここは他のセラーさんとの差の付け所!

また、売上がある程度の額になった時は、eBay転売に強い税理士さんに相談をするのがおすすめです。

正しい税務と節税対策のアドバイスをもらい、余裕を持って確定申告に望めるよう準備しましょう。

 

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