1件ずつ画像をアップロードしてタイトルをつけて、説明文を記入して出品していては時間と労力ばかりかかってしまいます。
そこでおすすめなのがeBayが公式で提供している無料ツールFileExchange(ファイルエクスチェンジ)です。
出品や注文情報はエクセルシートのみで一括管理できるので、作業効率化が図れます。
この記事ではFileExchange(ファイルエクスチェンジ)について解説していきますので、参考にしてみてください。
eBay公式ツール「FileExchange」は終了した?
FileExchange(ファイルエクスチェンジ)は2021年5月に終了して、現在はSeller Hub Reports(セラーハブレポート)という名前に変更になりました。
ただしほとんどの使い方は従来のFileExchangeと一緒なので、ご安心ください。
またSeller Hub Reports(セラーハブレポート)は、eBayが提供しているSeller Hubの機能のひとつです。
もともとSeller Hubを利用している人は、登録や設定なしですぐに利用開始できます。
FileExchange(Seller Hub Reports)とは?
FileExchange(現セラーハブレポート)とは、eBayが無料で提供している独自のシステムです。
FileExchange(現セラーハブレポート)の機能は大きく分けて次の4つです。
- 出品商品の新規出品
- 出品済の商品のタイトルや価格などの修正
- 売れずに終了した商品の再出品
- 出品済の商品の出品終了
出品に必要な情報をCSVファイルに入力すると、eBayへまとめて出品が可能になります。
通常の出品方法では、出品画面から1件1件タイトルをつけて、説明文をいれて画像を挿入といった方法で出品しますよね。
しかしFileExchange(現セラーハブレポート)を活用すれば、必要な内容をCSVファイルに入力しておくことで、100件200件をまとめて出品ができるという利便性があるのです。
FileExchange(Seller Hub Reports)を利用するメリット
FileExchange(現セラーハブレポート)は無料で使えるシステムです。
ただしFileExchange(現セラーハブレポート)を使ったほうがいいメリットがピンとこない、一括で登録できる以外にメリットはないの?と思う人もいるでしょう。
ここではFileExchange(現セラーハブレポート)を利用するメリットについて解説していきます。
出品作業時間の短縮
FileExchangeを利用することで、出品やすでに出品している商品の修正にかかる時間が短縮できます。
出品や修正作業は、1点ずつ出品ページを開いて作業をしますよね。
しかしFileExchangeは、CSVファイルのみで作業ページが完結するので、さまざまページを行ったり来たりする必要もなく、同じ作業の繰り返しも減らせます。
その分アクセス解析や他の作業など、売上アップのために時間を費やせるというメリットがあります。
アウトソーシングできる
FileExchangeは、英語表記なので難しく感じるかもしれません。しかしポイントを抑えて覚えてしまえば、使い方はとても簡単です。
出品件数が多くなれば内容が同じような場合も出てきますよね。そういった場合でも覚えてしまえばコピー&ペーストで作業ができます。
ゆえに出品登録作業のミスが起こる可能性が低いので、アウトソーシングも可能になるのです。
他の人に登録作業を任せてしまえば、自分はときどき確認をしながら新たな売れ筋商品を探したり、ライバルチェックなど、さらなるビジネス拡大のために時間を使えるようになります。
FileExchange(Seller Hub Report)の始め方
FileExchange(Seller Hub Reports)の使い方
FileExchangeは、CSVファイルを使用して商品管理を行いますが、実際に自分で一から作る必要はありません。
公式サイトにはテンプレートが用意されているので、ダウンロードして簡単に始めましょう。
テンプレートのダウンロード方法
在庫を一括で出品するためのテンプレートのダウンロード方法は以下のとおりです。
- eBayサイトにアクセスしてログイン
- レポートタブをクリック
- 「アップロード」を選択
- 「テンプレートを入手」を選択
- 「ソース」オプションから「出品」を選択
- テンプレートタイプは「新しい出品テンプレートを作成」を選択
- ダウンロードをクリック
出品と注文情報を一括で管理するためのテンプレートは以下の手順でダウンロードください。
- eBayサイトにアクセスしてログイン
- レポートタブをクリック
- 「アップロード」を選択
- 「テンプレートを入手」を選択
- 「ソース」オプションから「出品」または「注文」を選択
- テンプレートタイプを選択
- ソースで「注文」を選択した場合は、レポートの「期間」を選択
- ダウンロードをクリック
参考:eBay カスタマーサービス~出品者ハブサイトのレポート
6のテンプレートタイプは自分が管理したい情報を選びます。
例えば価格や数量の編集や出品の削除、フィードバックや追跡など、自分が必要な情報を使いやすいようにカスタマイズして選択ができるのです。
下書きを作成する方法
通常レポートタブから出品をする場合は、出品情報作成時に画像のアップロードが必要になります。
しかし「下書きテンプレート」を利用することで、すぐに画像を追加しなくてもいいので、必要情報だけを先にまとめることも可能です。
下書きテンプレートの作成方法は次のとおり。
- eBayサイトにアクセスしてログイン
- レポートタブをクリック
- 「アップロード」を選択
- 「テンプレートを入手」を選択
- 「ソース」オプションから「出品」を選択
- テンプレートタイプは「下書きテンプレートを作成」を選択
- ダウンロードをクリック
参考:eBay カスタマーサービス~出品者ハブサイトのレポート
作成したテンプレートをアップロードする方法
ダウンロードしたテンプレートに必要情報を追加したら、eBayにアップロードして情報を読み込みます。
アップロードの方法は、新規出品および出品済みの商品を修正した場合でも手順は変わりありません。
- アップロードの方法は以下のとおり。
- eBayサイトにアクセスしてログイン
- レポートタブをクリック
- 「アップロード」を選択
- 「テンプレートをアップロード」を選択
- Excelの場合は「.xlsx」ファイルを選択、それ以外は「.csv」ファイルを選択
- アップロードするテンプレートタイプを選択
- アップロードをクリック
参考:eBay カスタマーサービス~出品者ハブサイトのレポート
アップロードが完了すると、データに入力したファイルが処理されすべて実行されます。
通常15分程度でアップロードが完了しますが、データの大きさによって時間がかかる場合もあるようです。
出品作業を一括管理しよう
FileExchange(ファイルエクスチェンジ)はサービスが終了して、現在はSeller Hub の機能のひとつReports(セラーハブレポート)という名前に変更になりました。
FileExchange(現セラーハブレポート)は、エクセルシートで出品や注文情報を一括で作成と修正ができるので、わざわざ商品情報のページを開いて作業する手間がかかりません。
したがって作業時間の短縮やアウトソーシングが可能になるので、作業の効率化が図れるというメリットがあるのです。
作業時間が空いた分、新しい商品探しやストア規模の拡大に時間を費やせるので売上アップの可能性も広がりますよね。
しかし売上が上がれば気になるのは節税対策や確定申告など「税問題」。税についてお悩みのときはタックスボイスに相談してみませんか?
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