FedExをはじめ国際輸送サービスを提供する運送会社には、燃料サーチャージという制度があります。
原油価格高騰をはじめ物価高騰が叫ばれている昨今、燃料を大量に積む航空輸送会社はその影響を大きく受けます。
この記事では燃料サーチャージについて解説しながら、FedExを含めた大手輸送3社の費用比較、FedExの特別オファーについても紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
【eBay輸出】FedExの燃料サーチャージとは?
燃料サーチャージとは通常運賃の他に、原油価格の変動とともに追加の料金が上乗せされる制度です。燃油(ねんゆ)サーチャージとも言われます。
原油は燃料だけではなくさまざまな商品を生産するのに欠かせない原料です。
原油を必要とする商品の場合は、毎週のように販売価格が変わるようなことはありません。
しかし多くの燃料を必要とする航空会社では、原油価格高騰の影響をもろに受けます。
このため週替わりで燃料サーチャージが変動するのです。
ちなみに燃料サーチャージは、人を乗せる旅客機のチケット代金にも反映されているんですよ。飛行機のチケットを買う際にはチェックしてみてください。

【eBay輸出】燃料サーチャージの導入背景
1990年代後半ごろから原油価格が上昇してきた影響により、世界各国の航空会社が輸送運賃に上乗せする形で燃料サーチャージを導入するようになりました。
日本ではそれぞれ2001年(貨物)、2005年(旅客)から導入し今日にいたるまで続いています。
【eBay輸出】FedExの燃料サーチャージ推移

FedExの燃料サーチャージは毎週月曜日に更新され、ホームページで公表されます。
2023年に入って直近1ヶ月のFedExの燃料サーチャージの推移は以下のとおりです。1週間で5%以上も値上がりした記録もあり、eBayセラーにとっては死活問題ですね。
週(2023年) | 週価格・米ドル | 週価格・円 | 燃料割増 |
---|---|---|---|
2/13~2/19 | $3.072 | ¥399 | 30.00% |
2/6~2/12 | $3.83 | ¥498 | 36.50% |
1/30~2/5 | $3.661 | ¥476 | 35.00% |
1/23~1/29 | $3.501 | ¥455 | 33.50% |
1/16~1/22 | $3.117 | ¥405 | 30.50% |
※1米ドル=130円として
こちらからFedExの燃料サーチャージを確認できます。
参考:燃料割増金とは何ですか?
【eBay輸出】FedEx、DHL、UPSの燃料サーチャージ一覧
2023年2月時点での、FedExを含めた大手航空輸送会社の燃料サーチャージを比較しました。
航空会社 | 燃料割増 |
---|---|
FedEx | 30.00% |
DHL | 29.25% |
UPS | 32.25% |
【eBay輸出】FedExは燃料サーチャージ以外にも割増料金がある

FedExでは燃料サーチャージ以外にもさまざまなタイプの割増料金が設定されています。
- 繁忙期割増金(ピークサーチャージ)
- 特別取扱料金
繁忙期割増金(ピークサーチャージ)
FedExのサーチャージとして、繁忙期割り増し金というのものがあります。
2020年初頭から始まったパンデミック流行の影響により、世界的に国際輸送能力が低下しました。
これによりFedExは「一時割増料金」を適用し、2020年11月2日から「繁忙期割増金(ピークサーチャージ)」に名称を変更しながら現在まで続いています。
発送元と宛先によって加算される料金が異なりますが、日本からの主な送り先一覧の金額は以下のとおりです。
向け先 | 1kgあたりの金額 |
オーストラリア、ニュージーランド およびその他特定地域 |
270円 |
APAC地域(上記を除く) | 110円 |
米国、カナダ、メキシコ、プエルトリコ および米国領ヴァージン諸島 |
・110円(小口貨物1) ・220円(重量貨物2) |
中南米およびその他特定地域 | ・110円(小口貨物1) ・220円(重量貨物2) |
それ以外の地域 | 130円 |
特別取扱料金
FedExの特別取扱料金には、燃料サーチャージ以外にもいくつかあります。一部を抜粋して紹介します。
- 配達先住所の訂正:1,420円 (航空貨物運送状1通につき)
- 土曜集荷料:2,190円(航空貨物運送状1通につき)
- 土曜配達料:2,190円(航空貨物運送状1通につき)
- 署名指定料:440円(航空貨物運送状1通につき)
- 個人宅向け配達料:420円~12,880円(航空貨物運送状1通につき)
詳しい情報はFedEx公式サイトをご確認ください。
参考(PDF):ご利用にあたって
【eBay輸出】FedExの燃料サーチャージの計算方法

FedExにおける燃料サーチャージの計算方法は以下のとおりです。
- 基本運賃が10,000円
- 燃油サーチャージ率が30%
10,000 × 30% = 3,000円
この場合3,000円が燃料サーチャージとなります。基本運賃と燃料サーチャージの合計で13,000円です。
運賃の計算はFedExの公式サイトからできます。合計金額は発送地、荷受け地、荷物の数によって異なります。
【eBay輸出】FedExの特別オファー
FedExのアカウントとは別に、新たにMyFedEx Rewardsに登録する必要があります。
さらにeBayセラーにはありがたいFedExとPayoneerの連携でお得になるプランが用意されています。
まだFedExを使ったことがない人も、既に使っている人も申し込みが可能ですのでぜひチェックしてみてください。
【まとめ】FedExの燃料サーチャージを理解して売上を確保しよう!

FedExの燃料サーチャージについて解説しました。
原油高の影響は今後も懸念されていますので、eBayの送料について適宜値上げしたり商品価格を上げるなどの対応をしていきましょう。
サーチャージについて理解したところでeBay輸出の売上アップを狙っていきたいところですが、忘れがちなのが「税金」です。
越境ECでビジネスをすると関係してくる税金、それは「消費税の還付申告」です。「消費税の還付申告?」という人は、税理士に相談することを強くおすすめします。
税理士を探すときに注意していただきたいのは、すべての税理士に得意・不得意があるということ。
eBayビジネスでの消費税の還付申告は、eBayに特化した税理士に相談しましょう。
タックスボイスでは、eBayに強い経験豊富な税理士を紹介しています。
消費税の還付申告に慣れており、eBayの用語を理解している税理士であればやり取りがしやすいためストレスが少なく済みます。
消費税の還付申請に不安があるeBayセラーは、ぜひこの機会にご相談ください。