eBayで儲かるためには何を売ったら良いか知りたい。
これからeBayを始めようとしているけど、参入しても大丈夫?
ここ数年eBay輸出ビジネスが盛んですよね。しかし売上が伸びずに悩むセラーがいるのも事実です。
この記事では、eBay輸出が儲からないと言われる理由3つと、気になるeBay輸出の年収、儲からないときの対策方法を紹介します。
具体的なeBay輸出で売れるものやその特徴にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください!
eBay輸出が儲からないと言われている3つの理由
「商品を安く仕入れて、高く売る」というのは昔ながらのビジネスの基本です。eBay輸出でも同じ原理が働きます。
しかしeBayビジネス独特の、儲からない理由があります。
- 出品できる商品にリミットがあり売上が上がらない
- 価格競争に巻き込まれる
- コスト管理に手間がかかる
これらを乗り越えることができれば「儲からない」という悩みから少しずつ開放されていくでしょう。
出品できる商品にリミットがあり売上が上がらない
eBayでは初心者のうちは出品できる 商品の数と金額に制限があります。(月3品・200ドルまで、等)
このリミットはショップの販売実績や、バイヤーからのフィードバックの状況などをeBayが判断することで変わっていきます。
「数品しか出品ができない」=「売上が少ない」という状況が一定期間続くため、eBay輸出は儲からないと感じるセラーが多いと言えます。
出品制限が解除されていくには時間がかかり「なかなか売上が出ずに儲からない!」と挫折してしまうセラーがいるのも事実です。
まずは3カ月以上、継続して続けていくことで少しずつリミットを外していきましょう。
価格競争に巻き込まれる
すでにeBay上で多く売られている商品を新たに販売していては、価格でしか差別化できないということになります。
そうすると、利益を削って商品価格を下げることでしか売れなくなってしまいます。人気という理由で同じ商品を販売していては、儲からなくて当然と言えるでしょう。
需要が高く供給が少ない商材の販売へシフトしていくことで、利益率を上げていくことが重要です。
販売する商品のジャンルの変更を検討しましょう。どんな商品が狙い目なのかは、このあとに紹介します。
コスト管理に手間がかかる
eBay輸出では、かかるコストは仕入れコストだけではありません。
eBay輸出で意識する必要があるコストは以下の通りです。
- 仕入れ費用
- eBay利用手数料
- 送料
- 梱包費用
これらのコスト管理が漏れていると売上が出ても利益が残らず、儲からない原因になります。
送料や梱包費用は条件や工夫次第で抑えることも可能ですが、手数料はeBay輸出では必須項目です。
▶ eBay利用手数料一覧
手数料 | 内容 |
---|---|
出品手数料 | 商品をeBayに出品した際に発生する手数料 |
落札手数料 | 商品が落札された時に発生する手数料 |
海外決済手数料 | 居住国以外の国に商品が売れた場合の手数料 |
為替手数料 | 為替に対する手数料 |
広告手数料 | 広告を出す場合に発生する手数料(オプション) |
手数料についてはeBayの手数料の計算方法|最終的に残る利益計算をしてみよう!で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
コスト管理を徹底することで利益を獲得しましょう。
eBay輸出の年収はどのくらい?
eBay輸出だけでビジネスを成功させている人はどのような年収なのでしょうか?
巷では「月に300万円!」や「年収3,000万!」といった実績を発信している人も見かけます。
経費や扱う商材の規模の幅広さを考慮すると、eBay輸出の年収を簡単には表せません。
年商ベースの一例として参考にしてください!
eBay輸出で売れるもの&儲かる商品
流行や話題性によって左右される場合もありますが、eBay輸出で売れるものには以下のものが挙げられます。
- カメラ
- おもちゃ
- 美容グッズ
- 釣具
- フィギュア
- ゲーム
- トレーディングカード
- 書籍
- 文房具
- 自動車部品
- 時計
- アニメグッズ
狙い目は希少性の高いもの
限定品やリミテッドエディションは希少性が高く、たとえ中古品であっても高く売れます。
例えばゲームセンターのプライズ品などは、限定品の例のうちのひとつです。
海外にコアなファンが多く、日本以外では流通が少ないような商品を見つけられるとチャンスでしょう。
専門知識が必要な商品
取り扱うために資格が必要な商品や、専門知識が求められる商品はライバルが少ないので価格競争になりにくいです。
ご自身が得意とする分野や商品に心当たりがある場合は、その商品の需要がどのくらいあるのかリサーチしてみてください。
eBay輸出で儲からないと悩んだら解決する対策例
eBay輸出を継続しているのに、なかなか儲からないと感じた場合の3つの対策を紹介します。
①取り扱う商品・販売価格を見直す
eBay輸出の売上が伸びないと感じたら、市場に需要があるのか再確認してみましょう。
人気がない、もしくは飽和状態だとわかったら他にどんな商品が売れているかリサーチし直してみてください。
手っ取り早く売れている商品を見つけるには、売れているセラーをお手本にすることです。
- 適正な価格で販売できているか
- 商品の写真や紹介文は魅力的か
- 今扱う商品は本当に人気があるのか
②コストを抑える
eBay輸出では儲からないと感じたら、送料や仕入れコストを抑えることを検討してみてください。
現在の仕入先以外にもヤフオク!やメルカリ、フリーマーケット等、他の手段もあるかもしれません。
送料で悩んでいるセラーはeBay輸出で送料が高いと悩んだときに見るべき3つの節約術!も参考にしてみてください。
③税金対策をする
仕入れコストを抑えることと同じように重要なのが、税金対策です。
海外への輸出の場合、消費税の還付申告をすることで仕入れで支払った税金がもどってきます。
個人事業主として届出を出している課税事業者であれば、条件次第で税金を取り戻せます。
eBay輸出を始めるべきか迷っている人へ
eBayは200カ国、約1億7,000万人以上もの利用者がいる世界最大級のECサイトです。
2023年5月現在は円安が続いており、輸出ビジネスを始めるにはチャンスとも言えます。
「儲からないかも」と不安になるかもしれませんが、利益が出る商品を見つけたり販売方法を工夫して継続し続けることで少しずつ売上と利益をあげていくことが可能です。
具体的なeBay輸出の始め方についてはeBay輸出の始め方についてeBay輸出の始め方|個人輸出で儲かる3つのステップとは?で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
【まとめ】eBay輸出は儲からないと諦めずに継続することが重要!
どのようなビジネスでも簡単に儲かるということはありません。
個人で稼げる時代の今だからこそ、すでに稼いでいる先輩が多くいるeBay輸出にチャレンジする価値は十分あります。
eBay輸出は儲からないと諦めず、ご自身の理想の生活の実現のためにできることから始めてみてください!
ちなみに記事の中で紹介した税金対策ですが、越境ECでビジネスをすると関係してくるのが「消費税の還付申告」です。
「消費税の還付申告?」というセラーは、税理士に相談することを強くおすすめします。
税理士を探すときに注意していただきたいのは、すべての税理士に得意・不得意があるということ。
eBayビジネスでの消費税の還付申告は、eBayに特化した税理士に相談しましょう。
タックスボイスでは、eBayに強い経験豊富な税理士を紹介しています。
消費税の還付申告に慣れており、eBayの用語を理解している税理士であればやり取りがしやすいためストレスが少なく済みます。
消費税の還付申請に不安があるeBayセラーは、ぜひこの機会にご相談ください。