eBay輸出を個人で始める方の1番の不安要素は、圧倒的な知識・情報不足という点にあるのではないでしょうか。
それもそのはず、 “ 海外の英語がメインのサイトで1人で事業を始める “ って結構ハードルが高いですよね。
そんな方のサポートの役割を担ってくれるのが「eBay輸出のコンサル」です。
そこで今回の記事では「eBayのコンサルって実際どうなのか?」という点にフォーカスし、以下の内容などを詳しく解説していこうと思います。
- そもそも契約はするべきなのか
- 契約前に知っておきたいポイント
eBay輸出を始めるにあたって、コンサルは受けた方が良い?
まずお伝えしたいのは、そもそもeBay輸出初心者はコンサルを受けた方が良いのか?という点。
しかし注意したいのが、知識がないのにも関わらずコンサルを提供している個人・企業も少なからず存在すると言う点。
最近は「稼げる職業」としてコンサル業が注目を集めており、知識や経験が浅い人や、中には悪質な業者がコンサル業に新規参入するケースが増えているのです。
もしこのような個人・企業に依頼をしてしまった場合、金額に対する十分なリターンは得られない可能性が高いです。
- 初心者がeBay輸出の知識を身につけるためにコンサルを利用するのはアリ
- しかし、利用するのであればコンサル依頼先の実績などを見極める必要がある
このように考えるのがベストでしょう。
eBay輸出のコンサルを受ける前に知っておきたいポイント
上で「コンサル依頼先はしっかりと見極めてから決めること」とお話ししましたが、実際に良い依頼先を探すためにはどのような点を確認しておく必要があるのでしょうか。
ここでは、eBay輸出コンサルの利用を検討している方に知っておいて欲しいポイントを6つご紹介します。
eBayコンサルの相場
1つ目に押さえておきたいのが、eBay輸出コンサルの料金相場です。
eBay輸出に限らずコンサルサービスは高額であることが多いのですが、これは「この情報は料金以上の価値がある。
これを知ることで、コンサル料金以上に稼げるようになるはず!」という意味が込められています。
一方で100万円、200万円…という金額を超えてくる場合は「ちょっと怪しいかも?」という疑いの心を持っても良いかもしれません。
高額商材=それだけの価値がある、と思わせるマーケティングの方法であり、実際にローンを組んででも支払ってしまう人がいるのも事実。
しかし世の中に情報が溢れている現代で、「これを知れば100%稼げる!」なんて情報はまずないと思っておきましょう。
適正な価格で、適正な情報量のコンサルをしてくれる依頼先を探すのが1番良いです。
eBayのセラーポータルをチェック
ざっくりとした料金の目安をつけたところで、まずコンサルから一度離れ「eBayのセラーポータル」をのぞいてみましょう。
セラーポータルとは、日本人セラー向けに解放されている情報サイト・コミュニティ。
こちらにeBayの公式マニュアルやブログ記事など、初心者さんがeBayの基礎知識を習得するのには十分な量の情報が無料で提供されているんです。
もしもあなたが完全なeBay輸出初心者で、
- マーケティングよりもまずは基礎的な部分を知りたい
- 多少時間がかかってもコンサル費用を節約し、自力で無料で知識を習得したい
このような考えがあるのであれば、まずはeBayのセラーポータルで勉強してみるのがおすすめです。
逆に言うと、セラーポータルに乗っていない情報・経験者の生の声をもとに実力を伸ばしていきたい!という場合は、積極的にコンサル利用を検討して行って良いと思います。
コンサル・スクール内の規模
「コンサルを受けよう!」と本格的にコンサル依頼先を探し始める場合、まず確認したいのが規模の大きなコンサル業者です。
- きちんと公式サイトがあるか
- 過去の実績が掲載されているか
- 利用者の口コミが見られるか
などの全体像を確認し、信頼できそうな依頼先を複数ピックアップしておきましょう。
規模が小さい業者や個人で運営している場所は、コンサルそのものの経験が少なく当たり外れが大きい可能性があります。
コンサルの期間・サポート内容
続いて、コンサルの期間やサポート内容を確認していきます。
上級者向けのコンサルでは「短期集中型」などがありますが、eBay輸出初心者さんにおすすめしたいコンサルの形態は「中長期で契約できて、長期間のサポートが受けられる」「レベルに応じたクラスが選べる」などです。
中には短期集中型の方が価格が安いケースもあるかも知れませんが、初心者さんが一気に情報を頭に詰め込んでも有効活用できず、知識が身に付かなくて無駄になってしまう可能性も考えられます。
最近は月額制のコミュニティのように参加できるグループや、無期限のアフターサポートを設けているところもあるようです。
自分に合ったカリキュラムでサポートを受けられる依頼先を探しましょう。
トラブル予防・リスクヘッジ視点の内容があるか
契約前に、コンサルの内容を教えてもらえるかどうかも重要です。
- どのような目的でこのカリキュラムを組んでいるのか
- 契約?コンサル開始、終了後のサポートまでの流れはどのようなイメージなのか
- 「良いことだけではない」という点(トラブルやリスクの部分)やその対策についてしっかりと教えてもらえるか
など、事前に確認しておきましょう。
この部分を全く開示してくれない業者との契約はおすすめできません。全体的に薄く、高額なコンサル料金に見合ってない内容である可能性が高いです。
会社や講師のwebやSNS上での口コミや評判
契約前に、可能な限りweb検索やSNS上で口コミ・評判を確認しておくのも重要です。
と言うのも、企業のホームページ上や運営者のブログで公開されている情報はあくまで「運営者側視点」のもの。
中には良い口コミだけをピックアップして載せたり、経歴を盛っているような悪質な運営者もいるかもしれませんよね。
すっかりネット社会となった現代では、SNS上で実際の卒業生や現在の利用者のリアルな声を見ることが契約の1つの判断基準となる時代でもあります。
「コンサル入会=絶対稼げる」ではない点をしっかり理解すること
こちらはコンサルを選ぶためのポイントではないのですが、「コンサル入会=絶対稼げる」という考えは捨てておいた方が良いです。
どうしても、お金を払って稼げるスキルを教えて貰えばすぐ本業収入は超えられるかも!
と期待してしまう部分もあるかも知れませんが、あくまでコンサルは「あなたのスキル獲得をサポートする」という位置付けにあります。
そのため受け身ではなく、自分から知識をつけに行く前向きな姿勢が必須であることを理解しておきましょう。
自分が学ぶ環境は、慎重にリサーチ&決定しよう
今回の記事では、eBayコンサルを契約する前に知っておきたいポイントをお伝えしてきました。
少し厳しい意見になってしまった部分もありますが、このサイトの運営者は決してコンサル否定派ではありません。
eBay輸出をはじめとする「ネットを使った副業」が段々と主流になってきている現在、コンサル依頼先はしっかりと見極め、とにかく悪質な業者を避けることもとても大切なスキルです。
リサーチには十分に時間をかけ、自分にあった学習環境を実現できるコンサル依頼先を探しましょう!
ちなみに、コンサルを受けて知識をつけながらeBay輸出をする…となると、勉強にセラーアカウント管理に…とやることが多くてとにかく大変ですよね。
これに加えてもう一つ絶対欠かせないのが「経理・税金」の部分。
- 自分で経理や確定申告をしようとしたら、全く理解できず困っている
- ただでさえ不安なのに、海外サイトなので余計にわからないことだらけ
- セラーの管理まで十分に行き届かない
これらを防ぐためにも早期に税理士さんに相談をし、自分自身は最大限eBay輸出事業に専念できるという環境を整えるのが良いでしょう。
タックスボイスでは、eBayに強い税理士さんを紹介しています。